リトルカブFI仕様のバッテリー交換

リトルカブFIのバッテリー交換

リトルカブFI4速セル付きを新車で買って3年3ヶ月。(走行距離10700km)

最近セルが回りにくくてエンジンが上手く始動しない機会が増えてきました(=x=)

症状としてはこんな感じです↓

  • セルスタートボタンを押すと「キュヒッ……キュルルルルッ」と一瞬セル回転が止まる時がある
  • セルは回るがエンジンがかからない時があり、キックするとかかる
  • キーを回すとニュートラルランプや方向指示器などの電装系は問題なく点灯する

各種ランプが付くのでバッテリーのせいじゃない可能性もありましたが、セルモーターがおかしくなるほど劣化しているようには思えなかったし、70%くらいバッテリーが原因な気がしたので、交換してみることにしました(ㆁωㆁ*)

FI車はキャブ車に比べてバッテリー周りの配線が多いので、コツも含めてなるべく詳しく解説します!

用意するもの

  • 大きめのマイナスドライバー(または10円玉などのコイン)
  • プラスドライバー
  • 10mm六角レンチ(少しくぼんだ所にボルトがあるので、あればT型レンチがオススメ)
  • 交換用バッテリー

バッテリーは色々あると思うのですが、私はGS YUASAのバイク用バッテリーYT4L-BSにしました。

GSユアサとよく似た名前で「台湾ユアサ」っていう数百円安いブランドもあるのですが、どうやら名前が似ているだけで無関係のブランドのようで、レビューにも若干不安があったので私はGSユアサブランドを選びました。
amazonで2709円(2018年9月現在)で買えたので十分安い。たった数百円の違いで安心を買えるなら安いもんです(ㆁωㆁ*)

バッテリーの取り外し手順

車両右側のサイドカバーを外します。
大きめのマイナスドライバーか硬貨やコインで開けられます。

リトルカブFIのバッテリーの取り外し方

 

 

サイドカバーを開けるとこんな感じ。
キャブ車よりもパーツと配線が多く、ごちゃごちゃしています(ㆁωㆁ*)

リトルカブFIのバッテリーの取り外し方法

 

 

左手にあるPGM-FIユニットを上に引っ張って引き抜きます

リトルカブFIのバッテリーの外し方

 

 

奥にある配線をツメから外します

リトルカブFIのバッテリーの取り外し

 

 

同じく、下側にある大きなツメからも配線を外します

リトルカブFIのバッテリー交換手順

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

中央上部にある六角ボルトを10mmレンチで外します。
(少しくぼんでいるので、↓画像のような工具が使いやすいです)

リトルカブFIのバッテリーの取外し

 

 

ボルトが外れたら、右側にある赤いコードをツメから外します

リトルカブFIのバッテリーの取外し方法

 

 

邪魔な場合は手前のゴムケースも上に引き抜いて外しておきます(任意)

リトルカブFIのバッテリーの取り外し

 

 

そしてバッテリーカバーを開ける…のですが、ここでFI車にはコツがあります。

FIカブのバッテリーカバーを開けるコツ

FI仕様のカブは配線が多く、バッテリーカバーが引っかかって上手く開かない場合があります。

中途半端な開き方で無理やりバッテリーを出そうとすると断線する恐れがあるので、↓写真のようにバッテリーカバーを配線の下にくぐらせましょう。

リトルカブFIのバッテリー交換のコツ

リトルカブFIのバッテリー交換のコツ

どうしてもケーブルをくぐれないようであれば、左側のヒューズケーブルを外すといいです。

 

 

バッテリーを半分引き出します

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

手前に見えている端子のネジ(マイナス極)のネジをプラスドライバーで外します。
※仮に全部引き抜けたとしても必ずマイナス極から外してください

リトルカブFIのバッテリーの取り外し

 

 

マイナス極が外れたら、バッテリーを完全に引き抜きます。

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

奥にある端子(プラス極)のネジもプラスドライバーで外します。

リトルカブFIのバッテリー交換方法

 

 

バッテリーが取り外せました!

リトルカブFIのバッテリー交換のやり方

 

バッテリー交換

新しいバッテリーを用意します。

今回はこちら↓のGSユアサのYT4L-BSを使用します。

リトルカブFIのバッテリー交換

新車のFI4速リトルカブにデフォルトで付いていた初期バッテリーはFURUKAWA(古河電池)というメーカーの「FTH4L-BS」というモデルのようですね。

アマゾンだと先のモデルより2000円ほど高いようですが、純正派の人はそれ↓を選ぶのもアリですね(ㆁωㆁ*)

用意したバッテリーによるかもしれませんが、GSユアサのYT4L-BSは端子部分に付属のネジ山パーツをスライドインしてから取り付けます。

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

プラス極に配線をネジ止めします。
※バッテリー取り付け時は必ずプラス極から取り付けてください。

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

続けてマイナス極も取り付けたら、バッテリーを軽く押し込んでずり落ちないようにします。

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

ここで始動テスト!

キーを挿してエンジンがかかるか&ライトや方向指示器が付くかチェック(ㆁωㆁ*)!

リトルカブFIのバッテリー交換

 

 

上手く動作したらバッチリです!

取り外しの時と逆手順で配線を収納したら完成です(о´∀`о)✌

バッテリー交換の結果

おぉ、セルの回り方が全然違います…!

今まで「キュルルルルヒッ」

だったのが

「ギュルルルルオンッ!」

になりました 笑

やはりセルによるエンジン始動の不調はバッテリーの劣化によるものだったようです。

 

FI車リトルカブやスーパーカブのバッテリー交換は、配線が多くてキャブ車より10秒くらい余分に掛かりますが、慣れたら5分くらいで終わる簡単な作業です。

お店でやると1万円くらい取られるようなので、是非自分でやってみましょう(ㆁωㆁ*)♪

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