リトルカブFI(4速セル付き)のチェーン交換
先日リトルカブのチェーン交換をしたのですが、それ以来めちゃめちゃ走りやすいです。
初めてのチャレンジでしたが、自分のカブのチェーンを自分で交換したっていう満足感もあって大満足です。
そうです、私がこのカブのチェーン交換をしました(ドヤァ)
と、人に自慢できるほどのことではありませんが、個人的には愛車と親密になれたみたいで嬉しいです(ω) ←誇らしげ
チェーン交換の効果はすごい
全てのトラブルがチェーン交換で解決するわけではないですが、足回りにダイレクトに影響するチェーン交換っていうメンテナンスは、効果が物凄く感じられるメンテナンスです。
サビサビの自転車のチェーンに油を注すと、とても快適になった記憶がありませんか?
カブにはチェーンカバーが付いているのでチェーンが劇的に劣化するケースは少ないですが、チェーンは伸びたり汚れたりしながら段々とスムーズに動かなくなっていきます。
そのチェーンを丸ごと交換しちゃうのだからそれはそれは物凄い効果です!
なんとなくゴワゴワしてた足回りが、まるでリニアモーターカーのようにスイ〜っと動き始めます(`・ω・´)
リトルカブのチェーン交換手順
基本的にチェーン交換はチェーンの伸びがいっぱいになったタイミングで行います。
写真では後輪の横にあるチェーン調節のナットの位置が、目盛り最後尾まで振り切っているのがわかります。
早速チェーン交換を開始しましょう!
まず、チェーンカバーを固定している4つの10mmボルトを外します。
4つのボルトのうち、先程の目盛りのすぐ上にあるボルトだけは少し長いので、ごっちゃにならないように気をつけて!
チェーンカバーを掴んで上下に引っ張ると外れます
チェーンカバーが外れました!
チェーンには「継ぎ目」があります。
注意深く観察すると、他の部分と少しだけ違う形のチェーンが一箇所あるはずです。
継ぎ目を見つけたら、ペンチを使ってクリップを外します(横にスライドすると外れます)
チェーンを連結しているプレートを外します
最後に、ピンを横から押してチェーンをはずします
チェーンのループが解除されました!ひとまずチェーンは完全に取り去らずにそのままにしてください。
ところで、バイクチェーンにはコマ数という考え方があり、車種によって選ぶコマ数を調節する必要があります。
キャブ車のリトルカブだと98コマっていうタイプもあるそうですが、私のリトルカブ(4速FIセル付き)は100コマが標準です。
ちょうど100コマのチェーンが売られているので、それを使います^^
私はコレを使いました↓
必ず自分のカブに合ったコマ数のチェーンを使用してください!
98コマタイプのチェーンを使うカブの場合、100コマを買って2コマ切る作業が発生します。(通販でも切ってから発送してくれるお店もあります)
先程バラした古いチェーンに、新しいチェーンのさきっぽを引っ掛けます
そのまま新しいチェーンがギア全体に巻き付くまでタイヤを手で回していきます
その際、チェーン調整の為に後ろに下げていたリアタイヤを前に戻すのを忘れないように!
と言うより、戻さないと伸びていない新品のチェーンでは長さが足りないので嫌でも戻しましょう(笑)
アクスルナットを緩めて後輪を可能な限り前に押し込みます
ここの作業工程についてはチェーン調整の範疇に入るので、今回は割愛してあります(ごめんなさい)
恐らくチェーン交換に至る前にチェーン調整を経験されている方が多いかと思いますが、必要に応じて検索してくださいm(_ _;)m
タイヤが初期位置に戻り、チェーンが届いたら繋ぎあわあせます
外した時とは逆手順で
ピンをハメる>プレートを添える>クリップをスライド固定する
という流れでチェーンを固定します。
クリップを固定する時は、チェーンの進行方向にクリップの頭がくるようにしてください。
新しいチェーンが付きました!
チェーンカバーを付けて、チェーンのたるみ調整を行います
最後にチェーンに潤滑油を塗布したら完成です!
エンジンをかけてチェーンの動作を確認してから運転しましょう☆
後輪を前に押し戻した関係でリアタイヤのブレーキワイヤーが緩んでいるかもしれません。
必要に応じてブレーキの効きを調節しましょう!
あなたのカブに一番詳しいのはあなた
最近足回りにちょっと違和感があるかな〜っていうその感覚、バイク屋のスタッフさんより実際に乗ってる人の感覚が一番正しいです。
そう、あなたのカブを一番知っているのはあなたなのです(`・ω・´)
私自身、今回チェーン交換を行ったのは最近タイヤの動きに合わせて周期的に起こる
ヴッ…ヴッ…ヴッ…
という微振動をステップ越しに足裏に感じるようになったからです。
こういう症状って上手く言葉で伝えられないし、体感していない人(バイク屋さん)よりも体感している人(あなた)の方が絶対正確に症状を認識してます。
不調を感じたらカブに何が起きているのかを想像してみて、なんとなくイメージできるのであればやってみちゃいましょう、セルフメンテナンス!
カブは優しい乗り物です。きっとあなたにもメンテナンスをさせてくれます。
あぁっ好き好き!カブ好きぃ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
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