リトルカブの純正キャリアにホムセン箱を取り付ける
リトルカブに箱を付けることにしました!
散々悩んだ末に、ベタですがド定番のアイリスオーヤマの鍵付きホムセン箱「RVBOX-460グレー」(容量30L)をチョイス。
木箱・折りたたみコンテナ・浅い箱・箱無しスタイル継続etc
色々悩みましたが、とりあえず実用性重視でやってみます(๑•̀ㅂ•́)و✧
ホムセン箱を選んだ理由
- 心配性なので蓋が欲しい
- この大きさなら趣味のクライミングに行く時にも役立つ
- 耐荷重性が高く(80kg)、蓋の上に登山用のザックも積める
- 防水性があり、荷物をラフに扱える
- 防水&鍵付きだからヘルメットを入れっぱなしにしておける(すぐに乗れる)
設置の際のこだわり
- リトルカブ純正キャリアに載せる
- 錆びない素材(ステンレス製)を使う
- 箱の中に取り付け用の金具の突起を残さない
- 軽く背もたれとしても使える位置にする
取り付けに使ったパーツ
ホムセン箱をリトルカブに取り付ける為に使用したパーツをまとめて撮影しました。
- 40mmねじ(ステンレス製)&ナット4本 ※追記:本来は30mmを推奨します
- 広めのワッシャー(ステンレス製)4枚
- ステー2本(黒塗装)2本
- 1mm厚ゴム板(すべり止め用)
すべてホームセンターで調達しました。
※箱本体はアマゾンで購入しました
40mmねじ(ステンレス製)について
ねじは「トラス」というヘッド形状の、お皿をひっくり返したような形のものを選びました。
箱の中に突起が残ると荷物に傷をつけそうで取扱いが面倒なので、内側から外側に向けてねじを付ける計画を立てました。
その際、箱の中に残るネジの頭が最も荷物に干渉しにくそうなのが「トラスねじ」だったのです。
錆びるとリトルカブに対する愛が下がりそうなのでステンレス製!
[追記]売り切れていたので40mmを買いましたが、ジャストな長さは30mmです
広めのワッシャー(ステンレス製)について
箱の内側にステーを使うと荷物に引っかかりそうだと感じたので、内側にはステーを使わない代わりに、少し広めのワッシャーを噛ませることで固定力と耐久性を上げることにしました。
錆びると愛が〜・・・なのでステンレス製!!
ステー(黒塗装)について
キャリアを外側から挟み込むための金属です。
ちょうどいいサイズでステンレス製の物が売っていなかったので、錆びにくそうな黒い塗装の物を選びました。
ねじが緩んだ際に箱がキャリアからスッポ抜けないように、キャリアの内側の空洞部分を固定するのに必要な最低限の長さをチョイス。
今回使うボックスの底面積であればこの長さのステーでも十分耐久性として問題ないと判断しました。
★参考までに、私が買ったのはこちらの商品です↓
使用した工具
- 12mmレンチ
- 14mmレンチ
- プラスドライバー
- 錐(きり)
- リーマー(ハンドドリル)
- 両面テープ
作業手順
仮置きして位置を決める
背中に干渉せず、バランスが良くて使いやすい位置を探します。
キャリアを外す
効率的に作業を行うために、いったんキャリアを外します。
Aボルトを12mmレンチではずします。(泥除けの裏にボルトが入っているので、手を突っ込んで引き抜きましょう)
Bボルトを14mmレンチでゆるめます(完全にはずさなくてOK)
左右のABねじを処理したら、キャリアを後ろ方向に引くとはずれます(ㆁωㆁ*)
箱の取り付けイメージを固める
思ったよりも純正キャリアにちょうどいい底面サイズでした(笑)
どうやって固定すると効率よく固定できるかをじっくり考えます。
キャリアを持ってホームセンターに行く
イメージが膨らんだらパーツを買いにホームセンターへ行きましょう!
ホームセンターによっては売っている物が違うので、キャリアの実物を持って行くと間違いが減ります。
創意工夫を働かせて取り付けに必要なパーツを買い揃えましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
(私が買ったパーツは先にご紹介したとおりです)
参考までに、アイリスオーヤマRVBOX460ホムセン箱の裏面の採寸画像を載せておきます。
穴あけ
パーツが手に入ったらいよいよ加工作業をはじめましょう!
仮置きしたステーの穴の位置にマーカーを付けます
↓こんな感じでキリで直接しるしをつけました
準備したボルトの太さ(私は6mm)まで穴を拡げます!
電動ドリルが無かったのですごく苦戦しました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ゴム板をカットして貼り付ける
次に、キャリアとの密着性をあげて、同時にすべり止めと傷防止にもなるゴム板を貼りつます。
ゴム板をキャリアより一回り大きいくらいの適当な大きさにカットします。
カットしたら両面テープを使って箱の裏に貼り付けます。
ひっくり返して箱の内側からゴム板に穴を開けます(こうすると箱とゴムの穴の位置がズレません)
キャリア裏面にもゴム板を貼り付ける
キャリア裏面にもステーがあたるので、余ったゴム板を切り取って両面テープで貼り付けておきます。
箱とキャリアをボルトで固定する
いよいよ箱とキャリアをボルトで固定していきます。
ワイドワッシャーを噛ませたボルトを、箱の中から外に向かって挿し込みます。
※ワイドワッシャーは固定力UPや箱のひび割れ予防のため
ボルトが通ったら、キャリア→ステー→ワッシャー(ボルトに附属)→六角ナット(ボルトに附属)の順に通して固定します。
※箱の底面が割れてしまうおそれがあるので、ボルトは締めすぎないように!
固定完了〜チェック
角度や位置を微調整しながら全てのボルトを締めたら箱とキャリアの固定完了です!
振ったり力を加えたりして固定力をチェックします。
我ながらなかなかの出来栄えです(ㆁωㆁ*)
ガタツキも無く、しっかり固定できていてまるで純正品のようです(笑)
実はボルトは30mmが売り切れだったので40mmを買ったのですが、やはり30mmが理想ですね。惜しい・・・
箱の中身はこんな感じ↓
出っ張りなくキレイにまとまっているので、マットなどを敷かなくても荷物をガンガン入れられそうです☆
キャリアをカブに固定したら完成
外した時と逆の手順でキャリアをリトルカブに固定します。
後ろのボルトは12mmレンチ、リアサスの付け根は14mmレンチでしたね。
リアサスにキャリアを挟み込む時は、2つのワッシャーの間にキャリアが挟まるようにしてください。
というわけで、完成です!
夕方から作業を始めたので、辺りはすっかり暗くなってました^^;
かっこ悪いような、ダサかわいいようなw
箱の向きについての考察
箱をどっち向きに取り付けるか、仮置きしながらかなり迷いました。
※以下、個人的な見解です。一長一短あると思います。
バックルを横向きに設置すると横幅が減ってスタイリッシュになるのですが、箱自体が後ろに突出する関係でトラックや乗用車から見た時にウインカーが隠れて見えない可能性があるためやめました。
同じ理由で箱自体を後ろに下げすぎるのもNG。
じゃあバックル縦向きに設置するとして、両サイドに自転車やバイクが停まっていても荷物を出し入れしやすいように、バックルは背面に向けるのがいいかなと最初は思いました。
ところが途中で、バックルを前面に向けると乗車したまま箱の荷物にアクセスできるという荒業が使える事に気が付いたのです。
突然の雨に急いでレインウェアを取り出す時などに便利!
しかも私は高身長なので、当初想定した通り背面からでも蓋越しに荷物が出し入れできるので一石二鳥w
あと実はこの箱、蓋を開けて左にスライドすると蓋を取り外すことができます。
バックルを背面にしてカブのサイドスタンドを立てて蓋を開くと、蓋が外れる方(左側)に傾斜するので誤って蓋が抜け落ちるリスクが高まるようです。
そんなにスポスポ抜けるような緩さではないですが、取扱時に少し気を使うのは面倒だなと思いました。
というわけで私はバックル前面での固定にしました(ㆁωㆁ*)
取り付けた感想
リトルカブに箱をつけるかどうか、つけるとしたらどんな箱にするか。
考えに考え、調べに調べて結局1年以上迷いましたorz
思い切ってスタンダードな選択をすることで、「悩んでばっかりいないでまずはその利便性に実際に触れてみよう」と思ったのが行動のキッカケです。
散々悩み抜いたおかげでスマートな形で箱を積載することができたと思います。
実際に使ってみるのが楽しみです(ㆁωㆁ*)ワクワク
※追記
半年使ってみたのでレビューを書いてみました!
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